ヒュンダイとフォードが相次いで水素ステーション

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ヒュンダイとフォードが相次いで水素ステーション
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まだその数は少ないとは言え、ホンダがアメリカで初の水素補給ステーションをオープンして以来、その数は着実に増えつつある。

ヒュンダイモータースは、カリフォルニア州チノにある同社のテクニカルセンター内に水素ステーションを完成させた。UTCフュエルセル社、シェブロンテクサコ社との合弁で、天然ガスを原料に、1日15kgの水素燃料を生産できる。

ヒュンダイによると、このステーションで1日に30台の燃料電池車に水素を補給する事ができるという。

一方、アメリカ大陸の反対側、フロリダ州オーランドではフォードがフロリダ州の協力のもと、水素補給ステーションを建設中。フォードは現在フロリダ州内で使われる予定の、燃料電池を使った8台の「V-10ハイドロジェンE-450」シャトルバスを建造中で、ステーションはこのバスへの燃料補給が目的だ。

さらにフォードはイギリスのBP社との合弁で、フォーカスのフリートモデルの燃料電池版も計画している、と報道されている。またフロリダ州のジェブ・ブッシュ知事は「ハイドロジェン・ハイウェイ」と名付けたこの計画に1500万ドルの資金援助を約束している、とも言われている。

電気自動車が奨励されていた頃は充電ステーションの開設がニュースになったものだが、現在ではすっかり陰をひそめた。

水素ステーションは果たして充電ステーションの二の舞となるのか、それともガソリンスタンドをしのぐ勢いで増えて行くのか。答えが出るまでにはまだ時間がかかりそうだ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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