「2005年の日本市場で、アウディを1万7000台売りたい」。アウディジャパンのヴァルター・ハーネック社長は15日、主力車種『A4』のビッグマイナーチェンジモデル発表会見で今年の販売目標について語った。
過去、日本でアウディがもっとも数多く売れたのは90年の年間1万6691台。バブル経済崩壊以後、販売戦略の混乱も手伝って、アウディの販売は一時6000台程度まで落ちていたが、アウディの専売化などの営業施策や新型車の投入で、2004年は1万3000台超の水準まで回復してきた。
A4投入を機に、一気に日本での販売の記録更新を狙う。ワールドワイドでも2004年は78万台と、11年連続で前年比プラスを達成したが、2005年はさらなる増販を達成する見通しだという。