アメリカのブランド・コンサルティング会社、インターブランド(http://www.brandchannel.com/)は1月30日、2004年の「世界で最も影響力があったブランド」ランキングを発表した。『iPod』のアップルコンピュータ社が首位。自動車ブランドで最上位はMINI(ミニ)の6位、日本の自動車ブランドで最上位はホンダの31位。
インターブランドが運営するウェブサイト『ブランドチャンネル』において、世界75カ国の読者1984人の投票によって決められた。影響はポジティブ、ネガティブ、いずれでもよい。対象となるブランドは投票者が自由に選んだ。投票者の60%が男性で、26−35歳が中心。
1位はアップル、2位は検索サイトのグーグルで、03年ランキングから1-2位が入れ替わった。アップルはiPodや『iTunes』のヒットが評価された。3位はスウェーデンの家具メーカー、イケアだった。日本企業ではソニーの11位が最上位だ。
自動車ブランドを順次あげていくと、MINIの6位以下、BMW:13位、フォルクスワーゲン:25位とドイツ系が強く、ホンダ:31位と続く(ちなみに30位はMTV、32位はボーダフォン)。
ホンダの次は日本のトヨタ:35位。生産台数、利益、サブブランドのサイオンが注目された。ディズニー:36位を挟んでメルセデス:37位、マツダ:42位、ボルボ:43位(44位がリーバイス、45位がハローキティ)。
日産は51位(ドルチェ&ガッバーナ:50位に次ぐ)、そしてフォード:55位、クライスラー:56位がアメリカ系では最上位グループ。