走って最初に感じたのは、室内が静かになったことだ。とくにロードノイズが小さくなったことで、チープな軽カーというイメージから脱却することに成功している。
上級車種にはシートのハイトコントロールも付いて、運転する人の体型が大きく違っていても、正しいドライビングポジションを取れるのは、うれしいところだ。
オプションの14インチタイヤを履いたモデルでは、ハンドルの応答性がシャープ過ぎて落ち着かなくなる。回転半径も4.1mから4.4mになるし、13インチのほうがアルトにふさわしい。
■5つ星評価
パッケージング:★★★★☆
インテリア/居住性:★★★☆☆
パワーソース:★★★☆☆
フットワーク:★★★☆☆
オススメ度:★★★☆☆
こもだきよし| モータージャーナリスト
クルマ好きというより運転が好きなモータージャーナリスト。日本自動車ジャーナリスト協会副会長、BMWドライバー・トレーニングのチーフインストラクター、JAF交通安全委員会委員、警察庁各種懇談会委員などを務める。