日本で初めてとなる2004年のWRCラリージャパンの競技は、9月5日にレグ3が終了し全日程が終了した。
海外の選手は、北海道のコースを高速だが狭くて滑りやすく、とても難しいと評していたが、イベントのオーガナイズやギャラリーなど、ラリージャパンへの評価は高いものとなっていた。とくにハッピーだったのは、スバル「インプレッサを駆るペター・ソルベルグだろう。
最終的な順位は以下のとおり。
順位:ドライバー(マシン)/タイム
1:ソルベルグ(スバル) 3時間43分50秒6
2:ローブ(シトロエン) +1分13秒3※
3:マルティン(フォード) +1分43秒3
4:グロンホルム(プジョー) +2分17秒9
5:サインツ(シトロエン) +2分31秒0
6:ロバンペラ(プジョー) +7分26秒2
7:ヒルボネン(スバル) +9分06秒5
8:バンボルド(フォード) +18分14秒7
9:新井敏弘(スバル) +18分15秒4
10:鎌田卓麻(スバル) +21分51秒4
※2位以下はトップとの差
ソルベルグは、最終のレグ3では無理をしないといいつつも、ローブがベストタイムを出したSSでセカンドベストを出すなどして、首位をキープしたままゴールを迎えた。
新井も終始グループNの上位をキープし、日本初のWRCで総合9位(グループN優勝)をゲットした。グループNは鎌田が2位、ディーン・ヘリッジが3位に入り、スバルの1-2-3フィニッシュだ。