ダイハツ『ムーヴ・ラテ』(23日発表・発売)の開発でとくに重要視されたのが、静粛性や低振動などの快適性能だ。車内騒音を軽自動車トップレベルに抑制したほか、騒音の音質についても車内での会話をさまたげにくいようチューニングされている。
ムーヴの防音材構造をベースに、ルーフトリムを吸音タイプに変更、ダッシュボードの振動を抑えると同時にエンジン音の透過も防ぐダブルエフェクト・ダッシュサイレンサー、床上の防音・制振処理などにより、静粛性の向上が図られている。
乗り心地でもクラストップを目指した。操縦安定性と乗り心地のバランスで定評のあるムーヴのサスペンションをベースに、リアショックアブゾーバーを大容量化したうえで、バネの固さと合わせて最適にチューニング。その結果、フラット感あふれる快適な乗り心地を実現させたという。