エコカーワールド(5−6日、横浜・赤レンガ倉庫広場。主催:環境省など)に3輪スクーターのホンダ『ジャイロ』をベースにした電動ビークルを出展したのは大阪産業大学。
いかにも武骨なデザインだが、インホイールモーターや電動スクーターを製造するプラスバ研究所と共同開発されたもので、昨年の四国EVラリーでクラス優勝を飾っている。
このジャイロ、一番の特徴はFWDであること。開発当初は雪上走行を想定していて、後輪の改造自由度を高めることでソリやクロウラーが装着できるようにすることを狙ったデザインなのだという。
ちなみに通常走行でも、本来エンジンのある場所にバッテリーを搭載することで低重心を確保し、そのうえFWDなので極めて安定しているとか。車両はミニカー登録となっていて、公道走行でもヘルメットは不要。