前日発表の1−3月期のGDP(国内総生産)で景気回復期待が高まり、全体相場は大幅続伸。平均株価は今年最大の上げ幅となった。自動車株は全面高。
市場ムードのよさを背景に、好材料が出た銘柄が素直に評価された。スズキが前日比43円高の1175円と大幅続伸。首相有力候補の辞退でインドの政策急変に対する警戒感が後退し、インド関連株として人気を集めた。
日産ディーゼル工業も30円高の257円と、今期の黒字転換見通しを好感した買いが入った。日産自動車は12円高の1131円と5日ぶりに反発。中国・広東省で年産15万台の新工場が稼動したと発表した。トヨタ自動車も10円高と小幅ながら続伸。
こうした中、ホンダのみが20円安の4660円と続落。