富士重工業は、中国の自動車販売会社3社と販売代理店契約を締結、中国内でのスバル車の独自の輸入車販売網の構築に着手したと発表した。
今回契約を締結したのは、華北のキトウ物貿、華東の上海汽車販売、華南のモーターイメージチャイナの3社。同社では、3社向けにスバル車を国内から輸出、投資を抑えながら中国市場に参入する。
富士重では、3年後を目途に100店舗展開する計画で、年間5000台の販売を目指す。
富士重ではGMと上海汽車の合弁会社での現地生産を検討してきたが、台数が見込めないことからこれを断念、日本からの輸出で、中国市場に本格参入する方針で、まず販売店網を整備する。