兵庫県警は8日、酔った勢いで暴れ、職務質問中の警察官に殴りかかったり、パトカーのボンネットを叩くなどした16歳の少年2人を公務執行妨害の現行犯で逮捕したことを明らかにした。
1996年の初代誕生から足掛け8年、アウディ『A3』がフルモデルチェンジした。2代目はこの春にジュネーブ・モーターショーで姿を現し、本国ドイツでは4月に発売されている。丸みを帯びていた先代デザインよりも硬質で精悍なイメージだ。
VWの新型SUV『トゥアレグ』は厳密に練られた崇高なコンセプトを持つ。非常に強固なボディ剛性、巨大な出力を発生するパワートレイン、ハイテクを尽くす4輪駆動制御システムという顔を持つ傍ら、インテリアは電装装備のマッチング、クローゼットの気遣いなどに繊細な感性を感じさせ、高級感漂う仕様となっている。今回は、そんな一面もぜひとも見て頂きたい。
日産自動車は、『プリメーラ』セダン/ワゴンをマイナーチェンジして8日から発売した。不評だった乗り心地を改善したのが特徴。今回のマイナーチェンジでは、エクステリアは革新的なイメージを維持しつつ、フロントグリル、バンパー、16インチアルミロードホイールなどのデザインを変更し、より洗練された上質なデザインとした。インテリアはクロムメッキや木目調フィニッシャーなどの採用、エクリュとオリーブのやわらかいツートーンの内装色や本革シートなどを設定した。
今回の『トゥアレグ』発表によってそのブランドの幅を広げたVW。2000年末から広告や店舗などの「ブランド変革」を行ってきた成果がこのクルマを生み出したようだ。「フルラインプレイヤー」を目指すVWの野望はまだ終わらない。
環境省は8日、IT(情報技術)を使い、燃費データにもとづくエコドライブのアドバイスを運転者に行う実証実験の結果を発表した。全国5地域で約100台の車両を使い、1カ月間実験したところ、アドバイス前と後では、車両平均で走行距離10km当たりの二酸化炭素排出量が(燃費に相当)5.8%減った。
米国株高を受け、全体相場は続伸。平均株価は一時、10ヵ月半ぶりに1万円台を回復した。自動車株はほぼ全面高。三菱自動車工業は、ダイムラークライスラーとの軽自動車共同開発が大手経済紙で報じられたことを好感。
日産自動車は8日、イギリスで『マイクラ』『アルメーラ』『プリメーラ』などを組み立てているサンダーランド工場が、欧州で最も生産性の高い工場として表彰された、と発表した。日産自動車の海外工場では、アメリカのスマーナ工場(テネシー州)が、8年連続で生産性第1位を獲得したばかり。
VW『トゥアレグ』のスタイリングだけを見るなら、例えばメルセデスベンツ『Mクラス』、BMW『X5』、ボルボ『XC90』あたりに真っ向勝負を挑んだクルマのように見える。北米市場ならレクサス『RX330』(日本名トヨタ『ハリアー』)、アキュラ『MDX』あたりも入るだろう。
三菱自動車工業は8日、エンジンを生産するパワートレーン製作所滋賀工場が、厚生労働省から2003年度の「厚生労働大臣表彰(安全衛生)奨励賞」を受賞した、と発表した。自動車メーカーでの受賞は、今回は同工場のみ。高い安全衛生水準と安全確保への取り組みが評価された。