1960年代、自動車王国アメリカでの評価は「二流車」だった。その評価を覆すべく、スポーツカーでアメリカ市場に挑戦しようとした男たちがいた。アメリカでの販売網を確立しようと東奔西走した片山豊、入社後わずか5年でスポーツカーのチーフデザイナーとなった松尾良彦。彼らの想いが重なった時、Z伝説は始まった。
国産モデルによくありがちな、「特別なクルマ」である点を強調するところは皆無。これらの細かい装備内容を知らなければ、何ら今までの『ゴルフ』と変わりない。そういったところがVWの狙いなのだろうか。
VWマークとカブトムシ。フォルクスワーゲンといえば、輸入車のなかでもっとも知名度、親近感のあるブランドだ。このほど日本導入50周年を記念して、主力モデルのゴルフをベースにふたつの特別仕様車がラインアップされた。
デザインの変更点はフロント&リアエンド、そしてインテリア。フロントグリル上部には『ステップワゴン』にも見られるようなクリアガーニッシュが設置され、左右のライトをリンクさせている。ホンダミニバンの新しいアイデンティティなのであろうか?
ドイツでのマツダの人気は、想像していたよりずっと熱いものだった。今回展示された『RX-8』の注目度の高さはもちろん、初代『323』(日本名ファミリア)のころから人気の高いハッチバック『3』(同アクセラ)の発表もあって、日本メーカー随一の人気ブース。井巻社長のお披露目も相まって、人足の絶えない賑わいを見せていた。
ストリームのアブソルートでは、サスペンションに専用チューニングを施し、その引き締められた足回りを最大限に生かすために、ボディにも専用の補強が加えられている。その効果は明確で、走らせた瞬間に違いが分かる。
残り2戦でいよいよ大詰めを迎えた2003年チャンピオンシップ。チームメイト同士がタイトル争いを繰り広げていたウィリアムズも、ラルフ・シューマッハが脱落。1ポイントを争う接近戦に、チームオーダーが出ることは避けられないと見られている。しかしFIAのマックス・モズレー会長が改めてFIAのチームオーダーに関する立場を明確にし、この動きを牽制した。
ミハエル・シューマッハを『クワトロポルテ』から登場させ大観衆を集めたマセラティ。名門復活には派手すぎる演出が似合うということか。マセラティブースにはそれに見合う風格が感じられた。
マツダは26日、JAF(日本自動車連盟)公認で2004年度に開催される予定の『RX-8』のワンメイクレースを後援する、と発表した。同レースは、日常生活で使用できるナンバー付き車両を使う入門編レースで、ほぼ同条件でドライバーが自らのドライブテクニックを競う「NR-A」というカテゴリー。
三菱自動車工業は26日、阪神タイガースのセ・リーグ優勝を記念して、『eKスポーツ』の地域限定特別仕様車「阪神タイガースエディション」を設定し、11月5日から発売する、と発表した。ドアを開けると、応援歌「六甲おろし」が流れるオルゴールなどを特別装備した。