東京モーターショーにおいて「叫べデザイン! 吼えろニッポン!」のタイトルで、シンポジウムが開催される。新技術の採用でカーデザインは変わる、その変化の先端に日本はいる、それを世界に発信しようという企画だ。主催者の自動車技術会でシンポジウムの企画に携わった、トヨタ自動車、デザイン本部東京デザイン部の木村徹部長は「たとえば燃料電池車の開発で、日本は世界をリードしている。燃料電池技術の採用でカーデザインが大きく変わろうとしている」と語る。「従来はエンジンがデザインの中心にあって、パワートレインが機械的につながっていました。燃料電池の採用でパッケージングに自由度が増し、“人”を中心としたデザインが可能になります。“byワイヤ”制御もデザインを変える技術です。そのような新世代デザインを追求するコンセプトカーを、日本メーカーは東京モーターショーに出してきました」シンポジウムではコンセプトカーをプレゼンテーションし、パネルディスカッションで批評し合うことによって、新世代デザインのあり方をさぐる。そして同時にそのパワーを世界に発信する。「時代や社会の閉塞感が言われますが、そんなことありません。本当はイケイケなんです」と、木村部長は叫び、吼える。シンポジウム『叫べデザイン! 吼えろニッポン!』●ゲストスピーカー講演佐藤琢磨(F1ドライバー)コシノジュンコ(デザイナー)●パネルディスカッション「デザインバトル」各自動車メーカーのデザイン責任者が語る「我が社の考え方、そのデザイン」●日時:10月25日(土)、10:30−16:30●場所:東京モーターショー会場幕張メッセ内国際会議場2F国際会議室●主催:日本自動車工業会、自動車技術会・共催●料金:3000円●参加:自動車技術会サイトから事前申し込みが必要http://www.jsae.or.jp/02evnt/sympo/05-03.html●問い合わせ先:自動車技術会事務局、技術交流・出版グループtel 03-3262-8214fax 03-3261-2204e-mail komine@jsae.or.jp
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