【東京ショー2003出品車】マツダ『息吹』---スーパーフロントミッドシップ

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マツダ『息吹』のキーテクノロジーは“スーパーフロントミッドシップレイアウト”。現在の『ロードスター』に比べ、エンジンは400mm後方へ移動、すべての主要部品をホイールベース内に配置した。

重さが15kg以上のものはすべてホールベース内に押し込み、ラジエターなどの冷却系も含めてパワーユニット全体を前輪よりも後方に配置。リアアクスルの前にはエアコンユニット、燃料タンク、メインサイレンサーを配置した。

このレイアウト実現の要となっているのは、エアコンユニットをシート後方に配置し、空いたダッシュボード内部にエンジンを食い込ませるというやり方。エアコンを後方に配置したことで、左右独立にとどまらず、オープン走行時の快適性を実現するゾーニング空調が可能になったほか、運転席と助手席の間に飲み物を冷やすボックスが誕生するという副産物もできた。

この結果、現行ロードスターに比べ、ヨー慣性モーメントを約15%低減することに成功すると同時にクラッシャブルゾーンも確保。乗員と歩行者の両方に対して安全性を高めたという。

《正田拓也》

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