ヤマハ発、YUASAと燃料電池を共同開発

エコカー 燃費

ヤマハ発動機は17日、世界で初めて試作した燃料電池スクーターの燃料電池スタックについて、バッテリー大手のYUASAと共同開発を進めていることを明らかにした。今年度中にも始める予定の公道試験などを通じ、両社で技術改良に取り組む。

ヤマハの燃料電池スクーターは、メタノールを燃料として搭載するタイプで、出力は500ワット。50cc級エンジン並みの性能をもち、最高時速は40キロ程度。すでに、試作機の社内走行を行っている。

YUASAは、2001年に水溶メタノールを使う「直接メタノール」式の燃料電池を開発している。同社はすでに、小型の携帯発電機の商品化も行っている。ヤマハ発は、YUASAの燃料電池がコンパクトでスクーターに適していると判断、共同開発することにした。

《池原照雄》

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