イラク情勢、北朝鮮情勢の緊迫化を嫌気し、全体相場は3日続落。平均株価は4日ぶりに8400円台を割り込んだ。自動車株も大手3社を中心にさえない動きとなった。
日産自動車が、前日比14円安の829円と3日続落。ホンダも180円安の4120円と3日続落し、トヨタ自動車も30円安の2805円と続落。2月の新車販売台数でトヨタの『カローラ』がホンダの『フィット』から4カ月ぶりにトップの座を奪回したが、株価には関係なし。ドル箱である北米市場の景況感悪化に対する警戒感から、売り先行の展開が続いている。
こうした中、日産ディーゼル工業が環境規制の特需期待で7円高の125円と昨年来高値を更新。いすゞ、富士重工業もしっかり。