2003年は日産がホンダを追い上げる年になる

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2003年は日産がホンダを追い上げる年になる
  • 2003年は日産がホンダを追い上げる年になる

ここに来て日産の攻勢が目立っているが、同社が本格的にホンダを追い上げ2位の座を奪い返すのは2003年になりそうである。同年はホンダのニューモデル攻勢が一服状態になるのに対し、日産は今年以上の有力モデルを相次いで投入する計画だからである。

日産は今年3月に『マーチ』を一新、4月にスズキからOEM供給の『モコ』を発売、5月には最上級ミニバンの『エルグランド』をフルモデルチェンジした。この結果4月以降は前年同月比が2ケタ台のパーセンテージで伸びている。7月は16カ月ぶりに月間販売台数でホンダを抜いて2位に浮上している。しかしながら8月は巻き返しに合い3位に後退した。10月以降は新型『キューブ』(新型車の登場予定は編集部独自調べ)の投入でデッドヒートになるが通年では7万台程度の差をつけられ3位となる見通し。

2003年は年初に『ローレル』と『セフィーロ』とを統合した新型高級セダンの発売、『スカイライン』クーペ追加、中盤にキューブの派生モデルの投入、『プレサージュ』のフルモデルチェンジ、この他『サニー』、『セドリック/グロリア』の後継モデルの発売などのニューモデルを多数投入するから、年間90万台以上売る見込み。

対するホンダは主力軽自動車『ライフ』の一新、『インスパイア/セイバー』、『HR-V』の後継モデル発売程度で大幅な増強は難しくなるから、日産の追い上げをかわすのは難しい見通し。

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