7日に発表された新型マツダ『デミオ』は、開発責任者でチーフエンジニアの藤原清志・主査によれば「初代(先代)を強く意識し、パイオニア精神がデミオの本質と定めた」という。コンパクトカーを新定義した初代のように、新型を再びクラス水準としたい、ということだ。
藤原主査は「コンパクトカーに乗って欲しい、コンパクトカーのレベルを上げたい」と語る。コンパクトカーはエコロジーで、子離れした年配の方などにもちょうどいい。小さいクルマに乗れる社会でありたいという。
いっぽうベーシックカーとしてはややデザインがスポーティに過ぎるような感もあるが、「クルマは本来が走るものなのです」と藤原主査は語る。「マツダ・レインジのエントリーモデルとして、しっかりとマツダの味付けにしてあります」