米国大手企業の業績下方修正を嫌気し、全体相場は急反落。日経平均は今年最大の下げ幅を記録し、2月26日以来の1万500円台割れとなった。
日産自動車が前日比40円安の845円と急落し、ホンダが160円安の5040円と5000円台間際まで下落。三菱自動車工業、マツダも下げた。「韓国・大宇自動車に15%前後出資」と報じられたスズキは、一時28円高まで上昇。しかし市場の動きに引きずられ、結局は39円安の1441円と反落して引けた。
完成車メーカーが軒並み安となった中、ホンダ系部品メーカーの八千代工業が再び人気化。ホンダとの英合弁会社UYTを子会社化することが報じられ、業績と比較した割安感も加わり、50円高の715円と4日ぶりに反発した。
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