【日産『モコ』発表】なぜ日産が軽自動車なのか……開発責任者が答える

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【日産『モコ』発表】なぜ日産が軽自動車なのか……開発責任者が答える
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スズキからOEM供給される日産『MOCO』(モコ)とスズキ・オリジナルの『MRワゴン』は、同時に昨年の東京モーターショーで先行発表されているが、開発はスズキが行なった。MRワゴンからMOCOへの変更点(グリル)のみ、日産のデザイナーが手がけた。

スズキからのOEM供給を選択した理由を「新分野に進出するにあたって初期投資を抑えたかった。新型車の開発費用というのはばかにできない額ですから」と打ち明けるのは、日産側でプロジェクトをまとめた、商品企画本部目商品企画室の松岡俊光セグメント・チーフ・プロダクト・スペシャリスト。

松岡チーフは、軽自動車市場への参入を「顧客との接点を増やすため」と表現する。年間全販売台数の1/3、200万台というユーザーに日産を考慮してもらうのだ。また軽自動車は軽自動車同士で買い替えるユーザーが多い、とはゴーン社長が言っていたように、「軽自動車から登録車に乗り換えるユーザーや、その逆のユーザーは、全軽自動車ユーザーの1−2割です。つまり8−9割は軽自動車を乗り継ぎます」と松岡チーフ。

広くユーザーに日産を知ってもらい、長く日産に乗ってもらう、それが軽自動車に進出する日産の願いだ。

《高木啓》

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