利益確定の売りが相次ぎ、全体相場は5日ぶりに反落。自動車株も高安まちまちとなったが、主要各社はそろって続伸した。トヨタ自動車が、一時は前日比180円高。利益確定の売りに押されたが、前日比20円高の3230円と4日続伸した。
ホンダも40円高の4840円と5日続伸。日産自動車も22円高615円と続伸し、ほぼ1カ月ぶりに600円台を回復した。この日は、日産とトヨタの出来高が、それぞれ市場第3位、第4位とボリュームアップした。
自動車株の先安を見込んで信用取引で売っていた投資家が、損失覚悟で買戻しに出ている模様。下期の円相場の行方次第では増額修正も期待できるだけに、好決算の発表を期に上昇ピッチが早まった格好だ。
こうした中、スズキといすゞ、ダイハツ工業がさえない動きとなった。