3チームが参加して行われていたムジェロでの合同テストは20日に最終日を迎え、フェラーリのミハエル・シューマッハが貫禄のトップタイムを記録した。ルカ・バドエルとともに計100ラップのテストをこなしたフェラーリは納得の表情でスペインGPに向けてのテストを終えた。3位には同じフェラーリ・エンジンを搭載したザウバ−のキミ・ライコネン。シーズン前は4レースの結果でスーパーライセンスが正式になると言われていたが、ここにきて試用期間が3カ月に伸び、ライコネンの判断は5月27日のモナコGP終了以降に下されることが判明している。最下位はミナルディのタルソ・マルケス。雨の降った午後のみの走行のため、トップからは10秒遅れとなった。1:M. シューマッハ/フェラーリ(B) 1分24秒191 48周 2:バドエル/フェラーリ(B) 1分24秒417 63周 3:ライコネン/ザウバー(B) 1分25秒573 86周 4:マルケス/ミナルディ(M) 1分32秒527 42周 *チーム名の後ろの()内はタイヤ。 B=ブリヂストン、M=ミシュラン