全体相場は反発したが、自動車株はほぼ全面安。日産自動車が前日比24円安の846円と6日ぶりに反落した。前日までの3日間で70円高と棒上げしたとあって、目先の利益を確定する売りが相次いだ。23日付の米『ウォールストリート・ジャーナル』紙に、同社のゴーン社長が登場。インタビュー記事で、2003年3月までのリバイバル・プラン終了後も留任する意向を明らかにした。
物色のホコ先は、自動車株から他のセクターに移りつつあるが、同社に関しては劇的な変化を見せているだけに、注目度の点では別格。株価的には水準を切り上げてきただけに、来週以降真価を問われることになりそうだ。
トヨタ自動車、日産ディーゼル工業は前日比変わらずで、この日上げたのはホンダ1社のみ。前日300円の大幅安を受け、値ごろ感からの買いが入っていた。