国土交通省は、ダイムラークライスラー日本、マツダが申請していたメタノールを燃料にする燃料電池車について、道路運送車両の保安基準に基づき、試験自動車として燃料電池車を初めて大臣認定した。
試験自動車の大臣認定は、通常公道を走行することのできない試験車両について、基準の策定・改善を目的として公道走行による試験ができるようにする制度。これまでにCNG車、先進安全自動車が認定を受けて一般公道で試験している。
燃料電池車は2月から8月にかけて、東京都、横浜市、広島市で公道試験を行う。使用するのはダイムラークライスラーが『necar5』、マツダが『プレマシーFC-EV』で、一般車同様にナンバープレートを付けて走行する。