運輸省の運輸政策審議会は、企画小委員会の会合で都市部の自家用車を過度に依存しないため、ロードプライシングの導入や都市部郊外に駐車場を整備して、都市部への流入にはバスなどの公共交通を活用するパーク・アンド・ライドの導入することを中間報告の検討項目に盛り込むことを決定した。
運政審では、都市部の環境問題や渋滞問題などを解決するため、21世紀の都市交通には環境負荷の小さい都市交通体系が必要とした。このため、TDM(交通需要マネジメント)施策を積極的に展開し、バス専用レーンを拡充やパーク・アンド・ライドを推進する。ロードプライシングなどの経済的措置の導入を検討項目に盛り込む方針だ。