
アルマ望遠鏡で原始星を取り巻くガス円盤とガスの動きを観測成功
東京大学大学院理学系研究科の大学院生の麻生有佑氏と国立天文台ハワイ観測所の大橋永芳教授らを中心とする研究グループは、アルマ望遠鏡の観測で、原始星を取り巻くガス円盤とその周囲でのガスの動きをこれまでになく詳細に明らかにした。

謎の天体・高速電波バーストの発生源は50億光年の彼方…すばる望遠鏡で解明
東京大学や国立天文台などを含む国際研究チームは、オーストラリアのパークス電波天文台が発見した高速電波バースト(FRB)を、ハワイにあるすばる望遠鏡で追観測し、初めてFRBが発生した遠方の銀河を突き止め、その距離が50億光年という遠距離であることを証明した。

115億光年彼方に巨大銀河誕生の現場を発見…東大などの国際研究チーム
東京大学などの国際研究チームは、115億光年彼方の原始グレートウォールの内部に巨大銀河誕生の現場を発見したと発表した。

土星の衛星に地球と異なる熱水環境の存在…東京大学など研究チームが明らかに
東京大学大学院理学系研究科の関根康人准教授らの研究グループは、地下海と熱水活動を持つ土星衛星エンセラダスの岩石が、地球の岩石の主成分であるマントルのような組成ではなく、隕石に近いことを実験から明らかにした。

東大と宮崎大、太陽光エネルギーで世界最高効率の水素製造に成功
東京大学の杉山正和准教授、藤井克司特任教授、宮崎大学の西岡賢祐准教授らの研究グループは9月17日、高効率太陽電池で得た電力で水を分解し、世界最高効率となる太陽光エネルギーの24.4%を水素に蓄えることに成功したと発表した。

すばる望遠鏡で暗黒物質の分布図の作成に成功
国立天文台、東京大学などの研究者からなる研究チームは、すばる望遠鏡に搭載された超広視野主焦点カメラ「ハイパー・シュプリーム・カム」(HSC)を使って暗黒物質(ダークマター)の分布図の作成に成功したと明らかにした。

東京大学の研究チーム、電池を短時間で充電できる「中間状態」を解明
東京大学工学系研究科の山田淳夫教授、西村真一特任研究員らの研究グループは、電池の充電を速くする中間状態を解明したと発表した。

東京大学宇宙線研究所と多摩六都科学館、広報・啓発活動で相互協力協定を締結
東京大学宇宙線研究所と多摩六都科学館は、広報・啓発活動に関する相互協力の協定を締結した。

東大、ワイヤレスインホイールモータ搭載車の走行に世界初成功
東京大学大学院 新領域創成科学研究科の藤本准教授らの研究グループは、ワイヤレスで電力伝送する「ワイヤレスインホイールモータ」搭載車の走行に世界で初めて成功したと発表した。

超小型深宇宙探査機「プロキオン」、小惑星2000DP107へのフライバイを断念
東京大学と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、超小型深宇宙探査機「プロキオン」が目標としていた小惑星2000DP107へのフライバイ(接近通過)を実施しないことにしたと発表した。