
【『G-BOOK』誕生】実はしたたか? あなたの“使いやすさ”はトヨタが守ります
『G-BOOK』端末の画面はユーザー自身がカスタマイズできるようにもなっている。設定した内容はSDカードに保存することもできるが、G-BOOKセンター内に設置されたUCS(ユーザー・カスタマイズド・サーバー)に保存することもできる。

【『G-BOOK』誕生】購入特典は「クルマ専用のメールアドレス」と自分だけの秘書!?
「G-BOOK」には標準で文章の音声読み上げ機能が備わっている。これまでにも同様の機能を持ったナビシステムは存在したが、G-BOOKの読み上げ機能は他のモデルよりも自然で、その口調も滑らかだ。

【『G-BOOK』誕生】今は様子見? それでも来る者は拒まず---コンテンツメーカーは競合も大歓迎
『G-BOOK』で提供されるコンテンツには、月々の定額料金の枠内で利用できる約30の無料コンテンツと、利用する際に料金を支払うタイプの有償コンテンツのものがある。G-BOOKの特長である各種サービスを支えるコンテンツは無料で提供される。

【『G-BOOK』誕生】「我々はiモードとは違う」、G-BOOKのビジネスモデル
G-BOOKのビジネスモデルはiモードとは決定的に違う。iモードでは、料金は1) サービス基本料、2) 利用ごとにかかる通信料、3) 有料コンテンツの利用料にわかれて、すべてユーザーが負担する仕組みになっている。

【『G-BOOK』誕生】“つながる”ことでクルマが新しい魅力を放つ
トヨタは28日、クルマに対して様々な情報を提供する新たなネットワークサービス『G-BOOK』を発表した。機器に内蔵された無線通信端末(CDMA方式:144kbps)を用い、コンテンツサーバーから様々な情報をダウンロードできる。

【『G-BOOK』誕生】カーマルチメディア新世代に突入、『G-BOOK』は何者か?
『G-BOOK』はトヨタが満を持して投入する、新カーテレマティクスプラットフォームの名称である。クルマの基本性能「走る」「曲がる」「止まる」に加えて4つめの“つながる”を提案したものだ。車載端末とケータイ、パソコン、PDAを結んだ“どこでも情報環境”の構築は、クルマにどのような革新をもたらすものなのだろうか。

トヨタ組織改編、『MONET』と『Gazoo』のサービス統合
トヨタ自動車は、トヨタメディアステーション(TMS)が展開するクルマ向け情報サービス『MONET』(モネ)を4月1日付けでトヨタの会員情報サービス『Gazoo』(ガズー)のシステム運営・販売会社のガズーメディアサービス(GMS)に移管すると発表した。

【2002『G-BOOK』の野望 No.5】トヨタ=マイクロソフト提携へのカウントダウン
トヨタ・GMの提携は、今のところ日本国内に限定された内容になっている。提携検討の期限とWiLL VCの発売時期が重なるため、同時に正式発表があると予想されるが、これを機に全世界的な提携へと発展したならば、マイクロソフトはカーマルチメディア市場でもデファクトスタンダードの地位を築くことになるのだ。

【2002『G-BOOK』の野望 No.4】カーナビはワープロ専用機の道をたどる
「以前はワープロと言えばワープロ専用機のことを指したが、今ではワープロといえばPCの一機能を指すのみになった。いまやワープロ専用機は絶滅状態だ」と。つまり現在のカーナビ専用機は、カーナビ機能つきのウィンドウズ端末に取って代わると言うのだ。

【2002『G-BOOK』の野望 No.3】クルマが通信機能を内蔵する、トヨタの強み
G-BOOKの通信環境はどうなっているのだろうか。従来であれば、携帯電話をナビに接続し……という手段が必要であったが、G-BOOKは通信手段を内蔵している。64KbpsというISDNなみの通信速度が、クルマに内蔵され、クルマ自体が“つながる”性能を持っているのだ。