
西欧の10月の新車登録0.3%マイナス……日産は40%増
欧州自動車製造者協会(ACEA)が14日に発表した西ヨーロッパ(EU+EFTA)の10月の乗用車の新規登録台数は、117万9024台と前年同期比0.3%マイナスとなった。9月に、新車投入と値引きによって達成した4.4%の伸びも、一息ついたかたちだ。

米でトヨタ脅威論
今年の前半6カ月間の世界での自動車販売台数で、トヨタが初めてフォードを抜き去った。米国内でも、企業リース、レンタカーなどの大口顧客を除く個人向け販売では、トヨタがクライスラーを上回っている。

米ビッグ3に中国特需---不均衡是正で完成車輸出
米中の貿易不均衡を緩和させるための中国側による米製自動車や航空機の大型輸入商談が相次ぎ成立している。自動車では訪米中の中国政府高官とGM(ゼネラルモーターズ)などビッグ3が12日(現地時間)、デトロイトで合計約1万4000台の米国車の輸出契約に調印した。

GM、いくつかのモデルのハイブリッド化を断念か
今年のデトロイトでグリーン・カー・プロジェクトを発表し、数年内にピックアップを含むハイブリッドバージョンを投入する、と宣言したGMだが、早くもいくつかのモデルについてハイブリッド化計画の廃止または延期が決定されたという。

フォード・ショック!? 社債がジャンク寸前に
金融子会社の分を含めて、巨額の社債を発行しているフォード。しかし、同社の社債の格付けが、ジャンク寸前のレベルにまで引き下げられるのではないかとの見方が浮上し、投資家たちを慌てさせている。

人為的通貨安は競争上問題---フォード、シェイラ社長
米フォードモーターのニック・シェイラ社長は21日、都内で開かれた「2003東京国際自動車会議」で通貨問題に触れ、「(通貨当局が)人為的に安く抑えているところもあり、競争上問題だ」と述べた。ただ、シェイラ社長は「これは中国元のことではなく、ポンドとユーロのこと」と、補足した。

GM、フォードのヨーロッパ部門は第3四半期も赤字
米大手自動車メーカーGM(ゼネラルモータース)とフォードが、先週発表した第3四半期決算では、ヨーロッパ部門で引き続き赤字が続いていることがわかった。

タイへの追加投資はフォードと折半---井巻マツダ社長
マツダの井巻久一社長は15日、『アクセラ』の発表会場で14日発表したタイ工場への追加投資の分担について「現地の会社の出資比率に沿っての負担となる」と、明らかにした。

マツダとフォード、タイ生産拠点に追加投資
マツダと米フォード・モーターは14日、タイの合弁生産拠点「オートアライアンス・タイランド(AAT)」に、今後3年間で5億USドルの追加投資を行うと発表した。投資によって生産機種を追加追加するほか、生産能力を年間13万5000台から同20万台へ拡大する

ハイブリッドへの税金免除が2倍に?
アメリカでは現在ハイブリッド車を購入した人に対し、最高2000ドルの減税措置がとられている。この額を倍の4000ドルにしよう、という運動が、GM、フォード、そして日本車メーカー共同で起こされている。