GMとクライスラーが相次いで『アベオ』、『コバルト』というコンパクトで低価格のクルマを発表したが、フォードも『フォーカス』より小型で低価格のクルマをラインナップに加えることを真剣に検討中だという。
これはビル・フォード・ジュニア会長が明らかにしたことで、特にアジア市場向けの商品として、コンパクト車の導入は不可欠だ、との考えだ。現在フォードでは、マツダのプラットフォームを流用することを含めた7つの案が検討されており、市販の実施が急がれている。
フォードのコンパクトカーと言えば『フォーカス』に代表されるもので、フォーカスは販売も順調だが、エントリーモデルとしてフォーカスより小さく低価格のクルマが「今後必ず必要になる」という。
ただし具体的なプランや販売時期については今のところまだ白紙の状態のようだ。