
日産ディーゼル、財務強化に普通社債を初発行
日産ディーゼル工業の仲村巌社長は16日の中間決算発表の席上、財務体質強化の一環として年内にも国内普通社債を発行する計画を明らかにした。普通社債の発行は初めてで、規模は100億円から200億円を想定している。

日産ディーゼル、Quonは年度内に750台
日産ディーゼル工業の仲村巌社長は16日、世界初の尿素SCRシステムを搭載した大型トラック『Quon』(クオン)の今年度の販売計画を750台としていることを明らかにした。同モデルは今月中に発売予定。

日産ディーゼル、05年3月期業績を上方修正
日産ディーゼル工業は16日、9月中間決算と2005年3月期の連結業績予想を発表した。通期予想は国内トラック販売が減少するものの、海外や日産自動車向けが増加、連結純利益は期首予想より90億円多い265億円に修正した。

日産ディーゼル中間決算、海外好調で増収増益
日産ディーゼル工業が発表した2004年9月中間期の連結決算は売上高が前年同期比0.3%増の2267億円、営業利益が同68.9%増の192億円となり、増収増益となった。

日産ディーゼル、プレス工業と中国でアクスル生産
日産ディーゼルは、中国華東地区で、大型トラック・バス用のアクスル(車軸)を生産するための工場をプレス工業と合弁で設立すると発表した。2007年からの生産開始を目指す。

【リコール】日産ディーゼルもハブに欠陥、事故はなし
日産ディーゼル工業は、大型トラックのハブに強度不足による不具合が見付かったとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

10月普通トラック販売…大幅ダウン、三菱ふそうのシェアは日野に
トラック業界が発表した10月の普通トラックの販売台数は、前年同期比28.4%減の5175台で、大幅に落ち込んだ。前年のディーゼル排出ガス規制強化による特需の反動が現れたかっこうだ。

【東京モーターショー04】日産ディーゼル、環境で盛況
日産ディーゼルは出展を環境対応に絞り、6台を出展している。プレスデーの2日には、新大型トラック『Quon』(クオン)シリーズの新車発表が行われるなど盛況だった。

【東京モーターショー04】日野といすゞは新長期での尿素SCR見送り
トラック4社は、2005年10月に迫ったディーゼル車の「新長期排ガス規制」への対応技術を今回のショーで提示している。日産ディーゼル工業と三菱ふそうトラック・バスが尿素SCRシステムの採用を行うが、残る2社は既存技術の改良などで対応。

【東京モーターショー04】日産ディーゼル、新長期対応1号は『Quon』
日産ディーゼル工業は、尿素SCRシステムを搭載したディーゼル車の新長期排ガス規制に対応した大型トラックを『Quon』と命名、参考出品の目玉とした。