
【株価】日産ディーゼルが続伸…排ガス浄化技術提携を好感
全体相場は3日続伸。輸出関連株が買われ、自動車株は全面高となった。日産ディーゼル工業が5円高の462円と続伸。三菱ふそうトラック・バスと排ガス浄化技術で提携したとの発表を好感した買いも入ったようだ。

排ガス対策、注目されるいすゞ自動車の決断
三菱ふそうトラック・バスが、新長期排出ガス規制対応として、日産ディーゼル工業と提携して尿素SCRシステムを選択したことが波紋を広げそうだ。

三菱ふそうと日産ディーゼル、排ガス処理技術で技術提携
三菱ふそうトラック・バスと、日産ディーゼル工業は、大型トラック用の排出ガス後処理方式の尿素SCRシステムに関して技術提携することで合意したと発表した。

日産ディーゼル クオン、エコカーラリーに参加
日産ディーゼル工業は7日、仏ミシュランが8−9日に開催するエコカーラリー「ビバンダム・フォーラム&ラリー2005」に、尿素SCRシステムを搭載した大型トラック『クオン』で参加すると発表した。同ラリーに大型トラックが参加するのは初めて。

【リコール】日産ディーゼル バスの緩衝装置
日産ディーゼル工業は、バスの緩衝装置に不具合があるとして、リコールを届け出た。対象は98年10月から04年8月までに生産した316台。

キャパシター導入促進に向けフォーラム結成
ハイブリッド車などに使われるキャパシター(蓄電装置)を手がける国内企業13社は6日、次世代蓄電システムの普及促進に向けて「ECaSSフォーラム」を設立したと発表した。

日産ディーゼルのバス、国内初、新長期適合
日産ディーゼル工業は、大型路線・自家用バスの「RA」シリーズをディーゼルエンジン単独で走行するバスとして日本で初めて新長期排出ガス規制に適合させて、7日から発売する。販売目標は年間800台。

普通トラック販売、13カ月ぶりにプラス…5月
トラック業界が発表した5月の普通トラックの販売台数は、前年同月比10.9%増の6244台となり、13カ月ぶりにプラスとなった。一昨年のディーゼル排出ガス規制の反動で、前年の水準が低かったことも影響した。

日産ディーゼルの除雪車、尿素SCRシステムで新長期達成
日産ディーゼル工業は、大型の除雪車をフルモデルチェンジして、2日から発売すると発表した。

【株価】日産ディーゼルが大幅続伸…減資を好感
自動車株は高安まちまち。日産ディーゼル工業が33円高の407円と大幅続伸。200億円の減資を発表したことで株式の需給好転を期待する買いが入った。一方、日産自動車は13円安の1067円と続落。