米国株安、新潟県中越地震の影響に対する懸念などから、全体相場は大幅反落。1ドル=106円台に円高が進行したことを嫌気し、自動車株は全面安となった。
原油高に加え、1ドル=107円台に円高が進行したことを嫌気し、全体相場は続落。自動車株は全面安となった。ホンダが前日比70円安、トヨタ自動車が40円安と続落した。全面安の中、日産自動車のみが2円高と反発した。
米国株の反落、中国景気の減速懸念などから、全体相場は反落。自動車株は高安まちまちとなった。日産ディーゼル工業が、前日比40円高の414円と4日続伸。前日発表した今9月中間期業績の上方修正を好感した買いが入り、年初来高値を更新した。
日産ディーゼル工業は、2004年9月中間期の単独決算見通しを上方修正した。国内向けの販売が予想以上だったのに加え、輸出や日産自動車向けが伸びたのが主因だ。
日産ディーゼル工業は、2005年3月期連結決算見通しの上方修正を発表した。連結決算を発表してから過去最高益となったほか、連結欠損金も初めて解消した。
米国株高と原油価格の下落を好感し、全体相場は8日ぶりに反発。全体相場は1万1000円台を回復した。自動車株は全面高。
日産ディーゼル工業は、11月2日から千葉市の幕張メッセで開催される「第38回東京モーターショー---働くくるまと福祉車両---」において、燃料経済性と環境対応の両立を実現する車両を展示する。
日産ディーゼル工業の仲村巌社長は7日、新長期排ガス規制(2005年10月実施)への適合を可能にした「尿素SCR(選択還元型NOx触媒)」の技術発表で「排ガス規制に関する顧客へのシンプルな回答になる技術」と述べ、今後の大型トラック増販への自信を示した。
日産ディーゼル工業は7日、尿素水でNOx(窒素酸化物)を削減する「尿素SCR」(選択還元型NOx触媒)の実用化したと発表した。超高圧燃料噴射装置と組み合わせたシステムにより、ディーゼル車の新長期排ガス規制に適合した大型トラックを11月に発売する
日産ディーゼル工業は、大型バス『JP』シリーズ、中型バス『RM』シリーズを改良して26日から発売した。
原油高に対する警戒感が強まり、全体相場は3日続落。三菱自動車工業は連日の上場来安値更新。第1四半期の業績発表時に、通期予想の最終赤字は変更しなかったが、販売不振は深刻で予断を許さない。
日産ディーゼルは、自動車リサイクル法でユーザーが負担するリサイクル料金を公表した。大型トラックの「CD」が1万5240円、中型トラックの「MK」が1万2660円、小型トラックの「BKR」が1万0600円、など。
日産ディーゼル工業が発表した2004年度4-6月期連結決算は、売上高が前年同期比7.3%増の1004億円、営業利益が同116.9%増の74億円となり、増収増益となった。
トラック業界がまとめた6月の普通トラックの新車販売台数は、前年同月比9.4%減の8066台となり、2ケタ近いマイナスとなった。前年が首都圏の排ガス規制強化に伴う特需で、レベルが高かったことから、大きく落ち込んだ。
日産ディーゼル工業は、小型トラックの『コンドル』(2トン車系)シリーズを改良して18日から発売した。