日産ディーゼルの仲村巌社長は11日、2007年3月期の見通しを発表し、その中で普通トラックのシェア20%超を目標に掲げた。
同社は2006年3月期、普通トラックを1万9750台販売し、シェアは18.7%だった。それを今期、普通トラックの販売台数を2万1200台(前年同期比7.3%増)まで増やし、シェアを20.2%に伸ばそうというのだ。
「2−3年前は当社の実力は(シェア)16%ぐらいだったが、それから急速によくなっている。これからさらによくなっていくので、これくらいはやれるのではないか」と仲村社長は語り、普通トラックの全需が10万5000台(同0.5%減)という見通しの中、利益をしっかり確保しながら台数を伸ばしていく考えを強調した。