ボルボ『FH』計1135台にリコール…燃料が漏れるおそれ

ボルボ FH
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UDトラックスは9月11日、ボルボのトラック、『FH』について振動等により燃料タンクが損傷し、最悪の場合、燃料が漏れるおそれがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。

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対象となるのは、2022年8月8日~2025年2月10日に輸入された1車種13型式の計1135台。

側方衝突警報装置の左側方レーダにおいて、車幅の基準に合わせた移設に伴う検証が不十分なため、左側方レーダの固定ボルトが燃料タンクの端部に干渉しているものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、振動等により燃料タンクが損傷し、最悪の場合、燃料が漏れるおそれがある。

改善措置として、全車両、左側方レーダ固定ボルトと燃料タンクの隙間を点検し、十分な隙間がない場合は、固定ボルトにワッシャを追加、または燃料タンクの位置を調整する。なお、深い傷跡が認められた場合は、燃料タンクを新品に交換する。

これまでに不具合の発生は1件あり、事故は発生していない。

《レスポンス編集部》

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