トラック業界がまとめた5月の普通トラックの販売台数は、前年同月比15.0%増の7179台で、2カ月連続で大幅プラスとなった。
ディーゼル排出ガス規制強化に伴う特需は依然として続いており、販売は伸びている。
メーカー別では、日産ディーゼルを除く3社がプラスとなった。中でもいすゞは同24.5%増の2188台で、シェアは前年同月と比べて2.3ポイントアップの30.5%となり、日野を抜いてシェアトップとなった。日野は同5.7%増の2130台にとどまった。
三菱ふそうは同29.1%増の1793台、シェアは2.8ポイントアップの25.0%と着実に回復している。日産ディーゼルだけが同1.2%減の1068台と低迷した。