
普通トラック販売、いすゞのセールで躍進…6月
トラック業界がまとめた6月の普通トラックの販売台数は、前年同月比2.3%増の8255台と順調に推移した。いすゞ自動車を除く3社がマイナスだったものの、いすゞが新型車への切り替え伴う在庫車の販売攻勢で、大幅に伸ばした。

トラック上期販売、いすゞが一人勝ちでシェアアップ
トラック業界がまとめた2005年上期(1−6月)の普通トラックの新車販売台数は、前年同期比6.7%減の4万9858台となった。販売台数はマイナスとなったものの、依然として台数レベルは高水準で推移している。

いすゞ、中国合弁会社への出資比率を引き上げ
いすゞ自動車は商用車などを生産する中国・重慶市の合弁会社、慶鈴汽車への出資比率を6.9%から約20%に高めたと発表した。主力合弁会社への出資比率引き上げにより中国事業を強化する。

いすゞも再資源化率の目標を達成
いすゞ自動車は、2005年1月から施行された自動車リサイクル法に基づいてASR(自動車シュレダーダスト)、エアバッグ類、フロン類の3品目の再資源化などの1月から3月までの実施状況を公表した。

いすゞ、マレーシアで D-MAX を生産・発売
いすゞ自動車のマレーシア合弁会社である「いすゞマレーシア」(セランゴール州)は13日、1トン積みのピックアップトラック『D-MAX』を発売した。年内に1300台の販売を計画しており、今後3年間で同国のピックアップ市場でシェア20%を目指す。

排ガス対策、注目されるいすゞ自動車の決断
三菱ふそうトラック・バスが、新長期排出ガス規制対応として、日産ディーゼル工業と提携して尿素SCRシステムを選択したことが波紋を広げそうだ。

いすゞ、役員退職金を今月で廃止
いすゞ自動車は、株主総会が開かれる6月29日をもって役員の退職慰労金制度を廃止する方針を決めた。同日の株主総会に諮って承認を得る。

普通トラック販売、13カ月ぶりにプラス…5月
トラック業界が発表した5月の普通トラックの販売台数は、前年同月比10.9%増の6244台となり、13カ月ぶりにプラスとなった。一昨年のディーゼル排出ガス規制の反動で、前年の水準が低かったことも影響した。

いすゞ、第2回転換社債を繰上償還へ
いすゞ自動車は、第2回無担保転換社債新株予約権付社債を繰上償還すると発表した。

【株価】いすゞが大幅高…転換社債繰上げ償還を好感
米国株高、4月の鉱工業指数の改善を受け、全体相場は3日続伸。自動車株は全面高となった。いすゞが22円高の278円と大幅高。昨年8月発行した転換社債型新株予約権付社債の繰上げ償還を発表したことで、株数の減少→需給の改善という連想が働いた。