いすゞ エルフ CNGが新長期排ガス規制をクリア
いすゞ自動車は、小型トラックの『エルフ』のCNG車に、MPI方式の燃料供給装置を採用した新型エンジンを搭載し、低排出ガス性能を更に進化させた「エルフCNG−MPI」を4日から発売した。
    04年度のトラック販売、三菱ふそうのシェア下落
トラック業界がまとめた2004年度の普通トラック販売台数は、前年度にくらべ15.1%減の9万9615台だった。排ガス規制による特需があった前年度の反動で大幅なマイナスになった。
    【株価】いすゞ反発も無届け公道テストで懸念
米国株式の大幅高を好感して、全体相場は3日ぶりに反発。自動車株は堅調な動きとなった。いすゞ自動車は7円高と反発したが、取引終了後に無届け公道テストで死亡事故を含む人身事故13件が起きていたことが発覚。
    いすゞ、無届け公道試験で15人を処分
いすゞ自動車は31日、無届けで開発車両の公道試験を行っていた問題で、国土交通省に事故の調査結果と再発防止策を提出した。同時に担当役員の減俸や井田義則社長ら取締役全員の報酬自主返上など合計15人の処分を発表した。
    【リコール】いすゞ エルガで、ホイールナットが緩むおそれ
いすゞ自動車は、『エルガ』の走行装置に不具合があるとして、リコールを届け出た。対象は00年8月から04年10月までに生産した212台。
    タイの商品性評価でホンダ、トヨタ、いすゞがトップ
JDパワーアジア・パシフィックが2日発表した2004年タイ自動車商品性評価調査によると、エントリー・ミッドサイズカー部門でホンダの『シティ』(日本名『フィットアリア』)が1位になるなど、日本車3モデルがトップの評価を得た。
    【新聞ウォッチ】いすゞの無届け公道試験、内部告発で発覚
いすゞ自動車が、道路運送車両法で定められた必要な届けをせずに1970年代以降、公道で新しく開発したエンジンの走行試験をしていたことが分かった。1日付の読売夕刊が1面トップで特報し、同日午後、井田義則社長が国交省で“謝罪”会見を行った。
    トラック販売2月大幅マイナス、シェアも変動
トラック業界がまとめた2月の普通トラックの販売台数は、前年同月比15.4%減の7667台となり、大幅マイナスとなった。
    いすゞに国交省が警告…道路運送車両法違反
いすゞは、00年以降に公道走行試験を実施した際に、8台で排気量が異なるエンジンを搭載していたにもかかわらず、構造等変更検査および自動車検査証の記載事項変更の手続きをしていなかった。
    【決算見通し】絶好調、まあまあ、ダメ…差が開いてきた
昨年の4月−12月期決算を通して、各社の通期業績予想をまとめてみた。国内市場はピークの1990年の4分の3規模。自動車メーカー各社の海外依存度の高さは、ますます鮮明になっている。もっとも、米国市場一辺倒の状況から様相は変わりつつあり、各社間で業績の跛行性が目立ち始めている。
