いすゞ自動車の井田義則社長は19日の記者会見で、2006年の国内販売シェアは積載量2-3トンの小型トラックで40%、4トン超の普通トラックで30%を目指すと表明した。
小型トラックの販売計画は前年比9%増の17万台。同クラスの昨年のシェアは過去最高の38,8%で業界トップだったが、今年は大台乗せを狙う。また普通トラックは7%増の5万5400台を目標にしている。普通トラックの昨年のシェアは前年比1.9ポイントアップの28.3%で、日野自動車に次いで2位だった。
井田社長は「排ガス規制による需要の増加は今年前半まで続きそうだが、全体として(需要増が)後倒しになっている」と指摘、市場全体が年間を通じて高水準になるとの見通しを述べた。