いすゞ自動車は2日、大型トラック用エンジンを、インタークーラーターボエンジンに集約した、と発表した。燃費性能を重視し、自然吸気(NA)エンジンの設定は取りやめた。
日産自動車が前日比15円高の890円と続伸し、トヨタ自動車は10円高の2675円と小幅高。3年以内に米市場でトラック2車種を投入する計画を明らかにしたホンダは、80円高の4070円と一気に4000円台を回復した。富士重工業は5年ぶりにフルモデルチェンジしたスバル『レガシィ』を発表し、7円高の442円と株価もしっかり。
いすゞ自動車は23日、2003年3月期決算と今期(04年3月期)の見通しを発表、前年度からスターとした「新中期3カ年経営計画」に沿って順調に経営再建が進んでいることを示した。今期見通しでは、CFOの当麻茂樹副社長が、公式発表のほかに「個人的見解」と断ったうえで、異例の増額利益見通しも提示、業績回復への自信を示した。
いすゞ自動車が23日、発表した、2003年3月期決算は、国内の人員削減や北米SUV(スポーツユーティリティビークル)事業のリストラ費用などの特別損失を計上した結果、最終損失が1443億円に膨らんだ。2004年3月期の予想では、350億円の黒字化を見込んでいる。
いすゞ自動車などの企業34社が南アフリカの人種隔離政策(アパルトヘイト)体制下に政府に協力していたとして、米国弁護士らが率いる国際弁護団と原告に損害賠償を求めて提訴することが明らかになった。
日産自動車と日産ディーゼル工業は19日、小型トラック事業の強化を図るため、共同出資による開発会社を設立すると発表した(既報)。両社は現在、いすゞ自動車と提携して小型トラックを相互にOEM供給しているが、国内外で小型トラックの販売増を図るため、日産グループとしての開発力を高めることにした。
いすゞ自動車は、2003年3月期の単独決算の業績見通しを修正した。連結決算は上方修正したものの、単独ベースでは株価低迷によって下方修正となった。
いすゞ自動車は15日、2003年3月期連結決算見通しの上方修正を発表した。2003年3月期連結決算では、売上高1兆2700億円、経常損益が70億円の赤字、当期損益が1700億円の赤字見通しだった。しかし昨年秋ごろから、首都圏などのディーゼル排ガス規制が強化されるのを前にしたトラックの駆け込み特需が発生、連結の業績を上方修正した。
株価対策の発表控え、公的年金と見られる買いから全体相場は小反発。自動車株もほぼ全面高となった。こうした中、トヨタ自動車だけがカヤの外。上値の売り圧力が強く、15円安の2710円と続落した。
日産自動車が続伸し、日産ディーゼル工業は急反発。大手経済紙で「小型トラックの開発で両社が共同開発する方針」と報じられ、日産が国内生産で2位の座を奪還し、日産ディーゼルが前期業績を増額修正したことも加わり人気を集めた。
日産自動車と日産ディーゼル工業は、小型トラックを共同開発する方向で検討を開始したことを明らかにした。実現すればいすゞ自動車との提携は解消する。日産と日産ディーゼルは、生産台数の少なかった小型トラックの生産を中止して、現在はいすゞから『エルフ』のOEM(相手先ブランドによる供給)を受けてそれぞれで販売している。
景気の先行きに対する懸念から利益確定の売りが相次ぎ、全体相場は3日ぶりに急反落。平均株価はバブル崩壊後の最安値を更新した。自動車株は全面安。ホンダは福井威夫専務の社長昇格を発表したが、株価は反落した。
幅広く買いが入り、全体相場は続伸。自動車株も全面高となった。いすゞが前週末比10円高の103円と、昨年5月14日以来11ヵ月ぶりに100円台を回復。排ガス規制強化による買買い換え需要を背景に、業績の向上に期待する買いが継続している。
内外の大手投資家の売りが国際優良株を中心に相次ぎ、全体相場は4日続落。平均株価は1カ月ぶりにバブル崩壊後の安値を更新した。自動車株はほぼ全面安。
対イラク戦争の進展、銀行株の持ち直しなどを受け、全体相場は反発。自動車株も総じてしっかり。 日産自動車が前日比2円高の819円と3日続伸し、いすゞ、スズキがしっかり。三菱自動車工業は4日ぶりに反発。