マツダは6月30日、コンパクトカー『デミオ』をマイナーチェンジし、同日から販売開始した。新開発の直噴1.3リットルガソリンエンジン(SKYACTIV-G 1.3)を搭載した、価格140万円の新グレード「13-SKYACTIV」が中心。月間販売台数は6000台。
マツダの山内孝社長は17日、東京で開いた業績予想の発表会見で、今月末から改良新型『デミオ』に搭載して発売する同社の環境技術「SKYACTIV」の投入計画を明らかにした。
エンジンを知っている人ほど驚く、14というマツダ「SKYACTIV-G」エンジンの高圧縮比だが、同時にSKYACTIV-Gにはミラーサイクルも採用されている。
マツダ『デミオ13-SKYACTIV』のCd値は0.29である。これがどれだけ凄いことかお分かりだろうか。Cd値だけを見れば、もっと良い数字のクルマは量産車にもたくさんある。しかし、これらはすべてCセグメント以上のクルマなのだ。
マツダ『デミオ』改良新型には5速MTとCVT、そして4速ATの3種類のトランスミッションが用意されているが、「13-SKYACTIV」に設定されているのはCVTのみ。
マツダが「SKYACTIV G」技術を採用した初めての量産エンジンとなる「P3-VPS」型。改良型『デミオ』がハイブリッド並みの30km/リットル(10・15モード燃費)を達成できたのは、SKYACTIV Gの採用技術だけによるものではない。
以前マツダが開催した「SKYACTIV G」エンジンの技術説明会では、14という高圧縮比を実現するための採用技術には、キャビティ付きピストンやマルチホールインジェクター、それに4-2-1レイアウトのエキゾーストマニホールドの、3つが挙げられていた。
マツダは、同社の新世代技術「SKYACTIV」テクノロジーを広く訴求する「アンバサダー」に、イタリア・セリエAのインテル・ミラノで活躍する長友佑都選手を起用する。長友選手が出演する新CMを6月10日から放映する。
マツダは9日、マイナーチェンジして登場するコンパクトカー『デミオ』の予約受注を開始したと発表した。発売は6月30日を予定している。価格は114万9000円~162万1750円。
マツダが燃費30km/リットル(10・15モード)を実現して登場させる「SKYACTIV」仕様の『デミオ』で、価格が140万円からとなることが判明した。ホンダ『フィットハイブリッド』の価格159万円に対抗し約20万円低く価格を設定した。
モーターショーと違い、完成車の展示は限られる「人とくるまのテクノロジー展」。数少ない完成車は目を引く。今回もテスラ『ロードスター』や欧州製のEVミニカー、日産『リーフ』、三菱『ミニキャブMiEV』など、話題のEVが展示されていた。
マツダは5月18日、電気を使ったサポート無しに燃費向上を追求する新世代技術「スカイアクティブテクノロジー」を初めて商品化する直噴1.3リッターガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.3」を公開した。近く発表する新型『デミオ』に搭載する。
マツダの米国法人、北米マツダは20日、ニューヨークモーターショーでの初公開に先駆けて、『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)の2012年モデルの概要を明らかにした。実車は21日に披露される。
北米マツダは17日、2012年モデルの『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)をカナダ国際オートショー(モーターショー)で初公開した。
マツダが「SKYACTIV」と呼ぶ新技術の集合体を発表した。中でもエンジンは世界最高の圧縮比14.0を実現したガソリンエンジンと、世界最低の圧縮比14.0を実現したディーゼルエンジンを実用化するという。