
【COTY 選考コメント】“鎖国性”が日本市場をダメにする…小沢コージ
ぶっちゃけ賞はインパクト第一だと私は信じる。いいクルマである以上に、その年にどういう影響を世の中に与えたのか? 今後、どういう影響を及ぼすのか? それが最も大切だ。

【COTY 選考コメント】グローバル基準で評価する時代に…川端由美
7社の国産車メーカーがひしめく国であり、新車販売における国産車の比率が95%以上と高いこともあって、これまでイヤー・カーにはずっと国産車が選ばれてきた。しかし、今年はVW『ポロ』の健闘で日本市場もグローバル標準でクルマを評価する時代になったと感じた。

【COTY 選考コメント】作り手の情熱が伝わってくるか…まるも亜希子
走る楽しさとは何か? エコとは何か? はたまた、買った人の満足感とは、この時代にどのようなものから生まれるのだろうか? といったことを深く深く考えさせられたのが、今年のCOTYでした。

【COTY 選考コメント】ポロとCR-Z 評価逆転の理由…青山尚暉
去年のCOTYは『プリウス』か、『インサイト』かで物凄く悩むことはなかった。自分の中でそれなりの開きがあったから。

【COTY 選考コメント】本物のスポーツカーを目指した心意気…萩原秀輝
ホンダ『CR-Z』は、パッケージングを含めゼロスタートで開発するという投資の大きさは、市場の規模を考えればキワドイ挑戦だったはず。

【COTY 選考コメント】スイフト は世界レベルで語ることができる…斎藤聡
スズキ『スイフト』のまじめな作りこみと走らせたときの質感の高さに感動して10点を投じた。その出来の良さはVW『ポロ』に勝るとも劣らない出来栄えだと思う。

【COTY 選考コメント】大賞に相応しいモデルに育て上げる責任…森野恭行
歴史的な接戦となった今年のカー・オブ・ザ・イヤー。『CR-Z』が10点、『ポロ』が9点と、両モデルの評価は、ボクの中でも拮抗していました。

【COTY 選考コメント】寝込むほどに考え抜いた結果…島崎七生人
ホンダ『CR-Z』とVW『ポロ』の2車には、実は熱を出し1日半寝込むほど(!)迷わされた。

【グッドデザイン10】ホンダ 名倉デザイナー「第1のステップ」
2010年度のグッドデザイン賞、ホンダ『CR-Z』は大賞候補ベスト15を対象に行なわれた第1回投票で64票と、上位5位を対象とする第2回投票へ進むことができなかった。

【COTY 選考コメント】スポーツカー嫌いが投票した2台…森口将之
わが母校でもある早稲田大学の大隈講堂で開催された今回のCOTY選考会は、午前中に早大主催のシンポジウムが組まれていた。その中で出た「趣味と実用のクルマを分けて考えるべき」というメッセージ、まったく同感だ。