【東日本大震災】石油製品の供給状況
経済産業省は、東北地方へのガソリンや灯油などの石油製品の供給状況を発表した。
エクソンモービル、塩釜油槽所が操業再開
エクソンモービル・ジャパングループは、塩釜油槽所の操業を再開し、東北地方への燃料供給能力が拡大したと発表した。
昭和シェル、卸価格の据え置きを継続---震災前の価格
昭和シェル石油は、先週に引き続き3月26日から4月1日までの石油製品の卸価格の改定を見送ると発表した。東日本大震災発生前の価格に据え置く。
出光興産、塩釜油槽所から石油製品を供給開始 ローリー30台
出光興産は3月25日、ガソリンなどの燃料不足の解消に向けて体制を強化している東北地方への石油製品の供給状況を発表した。
給油待ちの車列に追突、10台関係の多重衝突に
23日午前4時50分ごろ、山形県村山市内の国道13号で、ガソリンスタンドの給油待ちをしていた車列に対し、後ろから進行してきた大型トラックが追突。車両10台が関係する多重衝突に発展した。この事故で2人が軽傷を負っている。
JX、関東地方の燃料供給体制が震災前の水準に
JX日鉱日石エネルギーは3月25日、ガソリンなどの燃料不足が深刻化していた関東地区で燃料の供給体制が東日本大震災前並みに復旧したと発表した。
給油待ち車の中で一酸化炭素中毒、意識不明に
22日午前7時40分ごろ、山形県東根市内の国道287号で、ガソリンスタンドの給油待ちをしていたクルマを運転していた男性が意識を失っているのを、後続車の運転者が発見。消防に届け出た。男性は一酸化炭素中毒とみられ、意識不明の重体となっている。
【東日本大震災】ガソリン高騰、便乗値上げではなく「原油価格」要因
石油情報センターの24日の発表によると、レギュラーが全国平均で151.2円、前週比で2.7円の上昇となった。この原因について同センターでは、「原油価格の高騰が大きい。震災の影響もないとは言えないが、先行きの不透明さが価格に反映している」と分析する。
レギュラーガソリン151.2円…2年5か月ぶり150円台
石油情報センターが発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、3月22日時点でのレギュラーガソリンの全国平均価格は、1リットル当たり151.2円となり、2年5か月ぶりに150円台となった。
昭和シェル系列の稼働SS---東北地方の70%、首都圏では95%
昭和シェル石油は、3月23日時点で、東北地方にある系列サービスステーション(SS)のうち、約70%が営業していると発表した。
