ヤマハ発動機の梶川隆社長は21日、プレスブリーフィングの中で、「今回はより多くのお客様に二輪車の魅力と当社の個性についていただく絶好の場」と嬉しそうに話した。
東京モーターショー、スズキ2輪車で世界初公開された『バーグマンFUEL CELLスクーター』。フレーム内には2輪車で初めて700気圧の高圧水素タンクを搭載し、空冷式燃料電池システムを使って走行する。
『VRSCF V-ROD マッスル』は、新時代のハーレーダビッドソンとして同社初となる水冷DOHC・Vツインエンジン「レボリューション」を搭載するVRSCファミリーの新型。
ホンダ『EVE-Cub』は、言わずと知れた原動機付き自転車『スーパーカブ』の電動二輪コンセプト。デザインは膝の部分に風防を持つオリジナルのスーパーカブのスタイルがモチーフで、そこにEV時代を感じさせる新しさを加味した。
東京モーターショー、ホンダ2輪車の注目は、世界初出展となる市販予定車『CB1100』。空冷4気筒1100ccエンジンを搭載しながらも、全長2197mm、全幅838mm、全高1132mmと車体はコンパクト。
ヤマハブースでは、環境負荷が小さい新動力源を搭載し「Smart Power」を技術思想とするパーソナルモビリティーを多数展示。動作音が静かで環境にも優しいクリーンな電動二輪『EC-03』や電動ハイブリッド自転車PASのコンセプトモデルなどが展示されていた。
『スパイダー』は、バイクと似通ったハンドルでフロントの両輪を操舵するタイプの3ホイーラー。水上バイクに3つのホイールをドッキングしたかのような流麗フォルムのボディに対し、106馬力を発揮するBRPロータックス製のVツイン998ccユニットを搭載。
『EC-f』と『EC-fs』は、オートバイ経験や世代を問わず二輪の楽しさや親近感を抱いてもらうため、電動ならではのシンプルで、未来感のあるスタイリングを採用した電動コミューター。
アディバはイタリアのスクーターメーカー。『AD200』は全天候型スクーターならではの便利さを兼ね備える。東京モーターショー09では、特別コースを設置し、そのほかの同社の新型二輪車の試乗も可能だ。
東京モーターショー09に、2輪メーカーのキムコは、4輪バギーの『ATV』を出展した。そのほか同社は最新モデルの二輪車の試乗も実施する。
ハーレーダビッドソン・ジャパンは、東京モーターショーに『スポーツスターXL883L』を出展した。ローサスペンション、ローシートにより優れた足つき性を実現。全ラインナップの中でもリーズナブルな価格を設定していることもこのモデルの特徴。
スズキ『BURGMAN FUEL CELL SCOOTER(バーグマン・フューエルセル・スクーター)』は燃料電池ビックスクーター。2007年の東京モーターショーで展示したコンセプトモデル『クロスケージ』の技術をスクーターに採用し、現実的な燃料電池二輪車を提案する。
ホンダが、モーターショーで提案する二輪EVのうち、公道走行用の現実的なパッケージの提案が盛り込まれているのが、50cc原動機付き自転車クラスに相当するEVコンセプトモデル『EVE-neo』だ。
ホンダは、大型クルーザーモデル『シャドウ 750』にABS(アンチロック・ブレーキ・システム)搭載モデルを新たに設定。カラーリングも変更して11月9日から販売を開始する。
ホンダは、水冷・4ストローク・V型2気筒750ccエンジンを搭載した大型クルーザーモデル『シャドウ・ファントム 750』を11月9日から発売する。