
道路関係業務を見直し---国交省が改革本部
国土交通省は22日、道路関係業務の執行のあり方改革本部(本部長=冬柴国交相)を設置し、初会合を開いた。道路特定財源の暫定税率延長に関連して、道路関係業務のあり方について国会を始め各方面から様々な指摘があることから、改革の方向性を検討する。

【ガソリン国会】暫定税率「10年後に廃止」---国交相表明
冬柴国土交通相大臣は20日の衆院国土交通委員会で、逢坂誠二議員(民主)からの道路特定財源の暫定税率についての質問に「この10年で(道路整備を)やらせてほしい。10年後も暫定税率をやるとの思想は、私にはない」と答えた。

【ガソリン国会】暫定税率審議入り、租税特別措置法案など
揮発油税など道路特定財源諸税の暫定税率延長などを盛り込んだ租税特別措置法改正案、地方税法改正案をはじめとする道路特定財源の暫定税率関連法案が19日午後、衆院本会議で審議入りした。

【ガソリン国会】1794市町村長が要望提出---政府「予算配分に影響ない」
政府は19日、山井和則衆院議員(民主、京都6区)の道路整備中期計画および暫定税率延長に関する市町村長の賛同署名簿などに関する質問に対する答弁書を、閣議決定した。

道路特定財源でアロマテラピー
04年8月、国土交通省中部地方整備局名四国道事務所(名古屋市)は、道路整備のための道路特定財源でアロマテラピー(芳香治療)の器具を購入した。

道路特定財源で5億円のミュージカル
国交省の宮田年耕道路局長は、ガソリン(揮発油)税などを集めた道路特定財源で「道路ミュージカル」を80回上演し、03 - 05年度で計5億2600万円を支出したことを明らかにした。

【新聞ウォッチ】道路財源でアロマとミュージカル
スポーツ用具や電動マッサージ機に続いて、今度はアロマテラピー(芳香療法)の器具にミュージカルの公演費用までを揮発油税(ガソリン税)などの道路特定財源で支払われていたという。きょうの読売などが社会面で報じている。

冬柴国交相「レクリエーション費一切出さない。宿舎建設も自粛」…道路特定財源
冬柴鐵三国交相は、道路特定財源の使途が広がっている問題について、「今後は必要最小限に使途を絞る」と衆議院予算委員会の質疑で答弁した。

【新聞ウォッチ】日本自動車会議所が懇談会、与野党“呉越同舟”
6日夜、都内のホテルで日本自動車会議所主催の「春の懇談会」が開かれた。自動車業界の関係者をはじめ、政界からも森喜朗元首相、江田五月参院議長ら与野党の大物議員も多数出席。

道路財源で宿舎建設---5年間で132億円
政府は、大久保勉参院議員(民主)による道路特定財源に関する質問に対する答弁書を閣議決定した。2003年度から07年度までに道路整備特別会計の支出で建設された宿舎の建設費は合計132億4700万円が充てられていることを明らかにした。