大型客船製造事業撤退とMRJの納入延期、根は同じ?
三菱リージョナルジェット(MRJ)の納入延期を表明した三菱重工業。宮永社長は「我々には知見が足りていなかった」と会見で繰り返していたが、これに重なるのは昨年10月に同社が発表した「大型客船事業からの事実上の撤退宣言」だろう。
納入延期が決まった MRJ、これまでは「根拠」を求められると弱かった?
三菱リージョナルジェット(MRJ)は5度目の納入延期を発表したが、今後は搭載する電子装備品の一部について配置箇所の見直しを進めるとともに、使用する電気配線についても最新の安全性適合基準をクリアしたものに変更して引き直すなどの改良を進めるという。
MRJ が5度目の納入延期、三菱重工業に欠けていた「知見」とは
三菱リージョナルジェット(MRJ)について、三菱重工業は5度目の納入延期を表明した。最新のスケジュールでは2020年半ばに顧客引渡しが始まる。23日に行われた会見の場で同社の宮永俊一社長から繰り返し発せられたのは「我々の知見が足りなかった」という言葉だ。
三菱「MRJ」の初号機引き渡し2020年に…延期は5度目
三菱重工業と三菱航空機は、国産リージョナル旅客機「MRJ」(三菱リージョナルジェット)の初号機の引き渡しが、現在の計画よりさらに2年遅れて2020年度半ばになるとの見通しを発表した。
三菱重工、国内ETC車載器事業を古野電気に譲渡
三菱重工メカトロシステムズは、国内ETC車載器の製造・販売事業を古野電気に譲渡することで古野電気と合意した。
佐川急便、造船所での効率的な部品供給を支援
佐川急便は、三菱重工業の造船部門(長崎造船所)に資材管理システムを導入し効率的な部品供給を実現したと発表した。
三菱重工、社長直轄の「MRJ事業推進委員会」を設置---開発を強力に推進
三菱重工業は、社内にCEO直轄の「MRJ事業推進委員会」を設置した。
三菱重工、三菱自動車の持分損失で経常赤字に転落 2016年4-9月期決算
三菱重工業は、2016年4~9月期の連結決算は、営業利益が前年同期比66.9%減の384億万円と大幅減益となった。民間航空機の為替影響や商船コストの悪化、MRJ開発費の増加、宇宙事業の悪化などが影響した。
三菱重工、価格カルテルで韓国公取から課徴金免除
三菱重工業は、特定顧客向けカーエアコン用コンプレッサでの価格カルテルを結んでいた問題で韓国公正取引委員会に減免申請し、課徴金の免除が認められたと発表した。
H-IIAロケット打ち上げ成功、静止気象衛星「ひまわり9号」を軌道上に投入
三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、H-IIAロケット31号機による静止気象衛星「ひまわり9号」の打ち上げが成功したと発表した。
