ダイムラークライスラー日本は、マクラーレンカーズとダイムラークライスラーが共同開発したスーパースポーツカーのメルセデスベンツ『SLR』の世界限定モデル『SLRマクラーレン722エディション』を9日から発売開始した。受注生産で、世界限定150台。
伝統的に共和党政権とのつながりが深い、と言われる米自動車業界だが、中間選挙で上下両院とも民主党が主導権を握ったことに、実は胸をなでおろしているようだ。というのも、ここ数年はブッシュ政権のエネルギー政策、健康保険への対策、対外通貨政策などに不満を抱いていたため。
ダイムラークライスラーは第22回国際電気自動車シンポジウム・展示会(EVS22)に『Bクラス』ベースのFCEV乗用車を参考出品。さらに研究を続け、2012年から2015年の間に実用レベルのFCEVを開発する予定だ。
クライスラーグループCEOトム・ラソーダ氏は、2007年終わりまでに車1台あたりの生産コストを1000ドルカットする、「1000ドルチャレンジ」の目標を発表した。「タフな目標だが、我々が生き延びるためには必要不可欠な作戦だ」
EVS22では電気自動車(EV)のほか、燃料電池車(FCEV)、ハイブリッドカー(HV)など、電気エネルギーを使うさまざまなクルマの試乗会が行われている。公道やクローズドの特設コースで試乗できる。
エネルギー企業のシェル・ハイドロジェン社、トタル・フランス社の両社は、ダイムラークライスラー社、BMWグループ、フォードモーター社、ゼネラルモーターズ・ヨーロッパ社、MAN社、フォルクスワーゲン社とともに、欧州における道路輸送用燃料として水素を普及させるための共同の取り組みを発表した。
アメリカの9月の新車販売の統計が出たが、結果はトヨタの1人勝ちが改めて浮き彫りとなるものだった。フォード、GM、クライスラーが揃って前年比マイナスを記録する中、トヨタは前年同月比で実に20%増。
アメリカではGM、フォードモーターのどちらがルノー日産グループと提携するのかが注目の的だが、第3のメーカーであるダイムラークライスラーは、中国のチェリーとの提携を模索中だという。
ダイムラークライスラーのディーター・ツェッチェ会長は、同社クライスラーグループが今年第3四半期のディーラーへの出荷を24%、およそ9万台減らすことを明らかにした。
ハイパワー、ハイパフォーマンスが売りで、企業内ブランドとも言えるステータスを得ていたクライスラーの「HEMI」エンジン。ところがこのところのガソリン高、消費者のSUV・ピックアップトラック離れで、ついに減産が決定された。
三菱ふそうトラック・バスは、2005年-2006年の日本国内における環境活動・社会活動をまとめた「環境・社会報告書2006」(日本語版)を発行した。英語版は10月発行予定。
米『コンシューマーレポート』誌の調査によると、SUV、ミニバンなどで後方視界のブラインドゾーン、つまりドライバーが振り返っても目で確認できない場所が最も大きいのは、ジープ『コマンダー』だという。
ジープブランドのフラッグシップカーとして発売された『コマンダー』には、4.7リッターSOHCと5.7リッターHEMIの2種類のV8エンジンを用意している。
ダイムラークライスラーでは、クライスラーグループ製品の総合体験イベント「グレート アメリカン ウィークエンド 2006」を8月5日、6日の2日間、東京・晴晦にて開催する。
ダイムラークライスラー社の2006年4−6月期(第2四半期)の営業利益は、前年同期比18億5700万ユーロと増益を確保した。 メルセデスカー・グループで営業利益が大幅に増加したため。トラックグループとファイナンシャル・サービス部門でも、営業増益となった。