三菱ふそうトラック・バスの新たな欠陥公表は、三菱グループらの協力で再建策をまとめている三菱自動車工業の行方にも影響を与えそうだ。
ダイムラークライスラーが発表した2004年第1四半期決算は営業利益が前の年の同じ時期にくらべ10%増の15億ユーロになった。ただ、純利益は、財務実績の低下と納税額の増加により同33%減の3億9300万ユーロに減少した。
ダイムラークライスラー(DC)は、同社が保有する韓国ヒュンダイ(現代)自動車株10.5%を売却すると発表した。三菱自動車株は引き続き保有する方針。
ダイムラークライスラーが29日発表した、第1四半期(1−3月期)決算は、メルセデスベンツ部門の悪化が響き、純利益は前年同期比33%減の3億9300万ユーロ(510億円)となった。
ダイムラークライスラー監査委員会は、29日の会議後、同社の戦略を支持するとの声明を発表した。同時にユアゲン・シュレンプ以下、役員会を支援する、との声明も発表した。業績不振に伴い、役員の責任・去就に関する報道が増えていることに対応したもの。
三菱自動車は26日、取締役社長兼CEOのロルフ・エクロートが同日付で退任したことを発表した。エクロート氏の後任となる代表取締役社長については近日中に選任される予定。
クライスラーグループのジープは3代目となる新型『グランドチェロキー』をニューヨークオートショーで発表した。クルマもさることながら、そのプレゼンテーションがすごい。オフロード走行会「キャンプ・ジープ」を模したコースを作る力の入れようだ。
三菱自動車工業は23日、三菱重工業、三菱商事および東京三菱銀行の三菱グループ3社と、三菱自動車の事業再生に向けて中期経営計画を改めて策定し直すことにした、と発表した。
「ダイムラー、三菱自動車支援打ち切り」---。きょうの朝刊には間に合わなかったが、早朝に飛び込んできたこの衝撃的なニュースに、耳を疑ったマスコミ関係者も多かったことだろう。
三菱自動車工業の広報部は23日午後、独ダイムラークライスラーが経営再建支援の打ち切りを決めた問題で、三菱への出資分が直ちに引き上げられることはないとの見通しを示した。
ダイムラークライスラーが三菱自動車の支援から撤退を発表したことから、日本政府にも衝撃が走った。
ダイムラークライスラーが三菱自動車の支援から撤退するとの報道が流れたことから、東京証券取引所は午前中の取引から三菱自動車株の売買を停止した。
米国の格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、ダイムラークライスラーが三菱自動車の支援から撤退したことから、格付けを3段階引き下げたと発表した。
三菱自動車の経営再建計画を策定していたダイムラークライスラ−は、三菱自動車への増資には応じず、資金援助も行わないと発表した。
ダイムラークライスラー日本は、2004年第1四半期(1−3月)のブランド別販売台数を発表した。メルセデスベンツは、3月の販売台数としては、歴代2位の6389台を販売した。