ダイムラークライスラーの諮問委員会は28日、現会長のユアゲン・シュレンプの、2005年末での退任を発表した。後任は、現クライスラーグループ統括のディーター・ツェッチェ。
シュレンプは60歳。ダイムラークライスラーには前身を含めて44年間在籍、過去17年間会長を務め、95年にはクライスラーとの合併を果たした。
06年1月1日からはディーター・ツェッチェ(52歳)が会長になる。任期は5年を予定。ツェッチェの後任には、現クライスラーグループのCOO(チーフオペレーティングオフィサー)、トム・ラソーダ(51歳)が就任する。