6月の米国新車販売台数は前年同月にくらべ16%増の167万7000台と大幅に増加した。ゼネラルモーターズ(GM)の販売が47%増と急増したことによるもの。
GMは社員向けの割引制度を一般顧客にも拡大したことから販売が急激に伸びた。これにより同月のGMの米国内シェアは32.4%にまで回復した。その他のビッグスリーの販売実績はフォードモーターが前年同月にくらべ1%増、クライスラーは同5%増だった。
日本メーカーはトヨタが14%増、日産が19%増、ホンダが9%、スバルが11%の増加となった。一方、マツダは18%減、三菱自動車は14%の減少と明暗が分かれた。日本車合計のシェアは28.2%だった。