全体相場は続落。
ムーディーズは三菱自動車と同社の信用補完付き子会社、ミツビシモーターズクレジットオブ アメリカ、MMCインターナショナル ファイナンス(オランダ)の無担保長期債務格付けを「Ba3」から「Ba2」に引き上げた。格付けの見通しはポジティブ。
三菱自動車工業が25日発表した2009年3月期連結業績予想によると、円高や原材料費高騰などが収益を圧迫、純利益は前期比42.4%減の200億円と大幅な減益となる。
三菱自動車は、2008年度から2010年度までの新たな中期経営計画「ステップアップ2010」を発表した。
三菱自動車は、三菱東京UFJ銀行をアレンジャー(幹事行)、三菱UFJ信託銀行をコ・アレンジャー(共同幹事行)とするシンジケーション(協調融資)方式の中期タームローン契約560億円を締結したと発表した。
三菱自動車工業の益子修社長は30日、2007年3月期中間決算の会見で、信頼問題について触れ、「お客様との信頼関係は確実に回復していると認識している」と語った。
三菱自動車の株主総会が23日、東京・丸の内の東京會舘9階「ローズルーム」で開催された。総会に要した時間は3時間2分で、出席した株主は1570人、質問者は26人だった。これらはいずれも過去最高の数字。
三菱商事は9日、05年度決算説明会を行い、小島順彦社長は三菱自動車の再建について「計画通りに進んでいるが、安心は絶対にしない」と強調した。
三菱自動車工業は27日、2006年3月期決算を発表した。昨年1月に策定した新たな再生計画に基づく初年度だったが、連結営業収支は計画の140億円の赤字から68億円の黒字に転換した。
三菱自動車工業の益子修社長は24日の新型軽自動車『i』の発表会見で、「世界に通用する性能、技術を実現した。軽自動車に革新をもたらすモデル」と述べ、同社の経営再建の加速に期待を表明した。
三菱自動車は12日の取締役会で、三菱商事を引き受け先とする300億円の優先株発行を決議した。第3者割当による「第4回G種優先株」となるもので、新株発行は3万株。払い込みは1月30日となる。
三菱自動車は、三菱重工業が三菱自動車の優先株式を普通株式への転換を進め、出資比率が15%を超えたことから持分法適用の連結会社になったと発表した。東京三菱銀行を含む三菱グループ3社の出資比率は34%となった。
三菱自動車は、米国子会社ミツビシ・モーターズ・ノース・アメリカ(北米三菱)の社長兼CEOに春成敬・三菱自動車常務海外事業統括部門担当が2006年1月1日付で就任する人事を発表した。
三菱重工が保有する三菱自動車の優先株の一部を普通株に転換して、三菱自への出資比率を15.54%に引き上げたという。これで三菱自は重工の持ち分法適用会社になり、05年度下期から三菱自の業績が重工の連結決算に反映される。
ダイムラークライスラーがこの時期に保有する三菱自動車の全株式を売却したのは必然だったとの見方が有力だ。三菱自動車支援に積極的だったシュレンプ会長の退任が決定、そしてここ最近の株価の急騰で三菱自動車株を売却する環境が整った。