三菱自動車は、4月21日から28日まで中国上海の上海新国際博覧センターで開催されるオート上海2005(上海モーターショー)に、今年5月から現地で生産する『パジェロ』など合計11台を出展すると発表した。
経営再建中の三菱自動車は、年内閉鎖を予定していた岡崎工場の閉鎖時期を1−2年延期すると発表、きょうの各紙が報じている。当初の計画では、水島製作所などへの生産移管を予定していたが「品質、生産面での万全に期すため」。
三菱自動車は、CEO(最高経営責任者)、COO(最高執行責任者)の呼称を廃止し、社長に責任と権限を集中する人事異動を発表した。責任の所在を明確化するのが狙いだ。
三菱自動車工業は1日、自社集計速報による2004年度の国内販売台数が22万7035台(前年度比36.6%減)になったと明らかにした。今年1月に発表した事業再生計画での計画値22万3000台を4000台余り上回った。
経営再建計画の柱の一つとして三菱自動車が打ち出した06年度までに行う本社機能の京都市への移転計画を当面凍結すると発表した。西岡喬会長が、京都府と京都市に凍結方針を伝えたことから、きょうの各紙が報じている。
三菱自動車は、22日に三菱信託銀行からの優先株式の第三者割当増資による払い込みが完了したと発表した。
三菱自動車は、経済産業省から産業再生特別措置法の再認定を受けた。経営再建のための資本増強で、増資に伴う登録免許税の軽減が受けられる。
経営再建中の三菱自動車の益子修社長と西岡喬会長が一般紙の個別インタビューに応じ、きょうの産経を除く各紙が取り上げている。だが、特筆するような新しい材料もなく、各紙とも取り扱いに苦心の色が感じられる。
三菱自動車は、三菱信託銀行を引き受け先とする優先株の発行を決議したと発表した。債務の株式化で、三菱信託は総額102億円の増資を引き受ける。
三菱自動車は、14日開催の臨時取締役会で第三者割当増資による普通株式及び優先株式の発行を決議したと発表した。1月28日に発表した再建計画の通りで、普通株式は1056億600万円を発行する。
三菱自動車は、2月15日付けで、同社の益子修社長が兼任していたアセアン本部長の任を解かれると発表した。アセアン本部長には、今井道朗アセアン副本部長が昇格する。同社の経営再建がアジア重視から北米重視にシフトする可能性がある。
三菱自動車の益子社長は、新型SUVのOEM供給で合意したPSAプジョーシトロエンと今後広範囲な提携事業を模索していく方針を明らかにした。
三菱自動車の益子社長は、新型SUVをPSAプジョーシトロエンにOEM供給することが決まったきっかけは「昨年9月のパリモーターショーだった」と語った。
三菱自動車は、事業再生計画の失敗の責任をとって役員を辞任した古川前副会長と多賀谷前社長が、同社のアドバイザーに就任したことを明らかにした。
三菱自動車とPSAプジョーシトロエン・グループは、三菱自動車が新型SUVをPSAに供給することで合意したと発表した。最終的な契約は2005年春に締結する。